実家のトラブル


創価脳な母の残念さについては、今までも書いてきましたが。
3月の最後に、またも溜息をつく出来事が起こりました。

私の両親は、自宅兼店舗で、小さい食堂を営んでいました。
父が70歳を過ぎ、体力的に厳しくなって、40年続けた店を閉めました。
地域では人気があり、閉店の日には行列ができ、常連さんがお花を届けてくれたりもしました。

少ししてから、近所の人から紹介を受け「継いでやりたい」という人が現れ、店舗部分を不動産業者を介せず契約をして、店をそのまま貸しました。
最初は良かったのですが、そのうち借り主の若夫婦は商売がいかず、癌に冒され体力が落ちていた父に、家賃を値下げしてもらえないか、と頼みにきました。

父も母も、若い頃から店をやって、苦労したこともあり、若干さげたそうです。
その後、父は癌で他界しました。
母一人となると、若夫婦は本性を現しました。
値下げした家賃を、さらに下げろと強気で言ってきたそうです。さすがにこれ以上は下げられない。こちらもそれを生活の糧にしているのだから。

そう断ると、母が悪い噂を流して営業妨害をしている、だから客が来ない。そんな言いがかりをしてきたそうです。それが発展して、騒ぎにもなり、警察が来る自体にもなりました。
若夫婦が店を辞めることとなった後も、顔を隠した男がドアホンを何度も鳴らすような事が続き、警察に相談して、しばらくの間見回りをしてもらったり、最終的に鍵の返却をする時に、とても本人と話せない、ということで、母が弁護士を依頼したところ、今度は弁護士と揉め事になって、弁護士が恐喝され、手を出されたと告訴状を出すような自体になりました。

こんな自体になり、母は言いました。
「私の宿業が出ているのかもしれないわね…」

この時、私は明確に覚醒していませんでしたが、現実的なトラブルと「宿業」という言葉を絡めるなんて…と、一歩引いて母を見ていました。

警察が来ていたようなこともあり、一部で変な噂も広がって、その後も借り手が見つかりませんでしたが、その後、依頼していた不動産屋が探し、地元の設備会社の知人という方が、改装して店をやりたいという話がきました。

借り手がいなければ収入がないわけですから、母は必死に祈っていたそうです。
新たな借り手がみつかるように、次は常識ある人が借りてくれるように、と。
私と同年代の夫婦で、子供もおり、百貨店にある店で経験を積んだそうで、「今度の人は大丈夫だと思うのよね」と母は喜んでいました。

それから1年半たった、先日、3月31日。
母がごみを捨てようと表に出たところ、店がしまっており、張り紙が一枚。見ると
「3月31日で閉店します。連絡は○○弁護士事務所まで」
とだけ書いてあったそうです。
驚いてその事務所に連絡したところ、本人から破産の意向を受けている、と言われたらしく、仲介者である不動産の担当者も寝耳に水だったようです。

半年程前から、家賃の振込が遅れ始め、結局3月分の家賃と光熱費を受け取れずに、突然店を閉めたのです。

「店の前を通る人が、また弁護士沙汰で閉店?なんていう声が聞こえてくる。また近所の人から冷たい目で見られる」等々、ネガティブな感情が書かれた母のメール。
途中には、やはり書いていました。
「前の時に全部出し切ったと思ったけど、宿業なのかしら」

すっかり覚醒していた私は、溜息しか出ませんでした。
宿業、宿業、って…。
それほど組織を信じて、日々会合に出て、題目をあげて。
それでも宿業が出る?
どこまでやればいいの?
母は、生まれ変わる前に、そんなに悪いことばかりしてきたの?

そもそも、前世って、来世って、何なんだろう。
誰かが見てきたもの?
生まれ変わりってあるの?
今良いことをしたら、生まれ変わって最高の人生があるの?

今現在、庶民や小売業の生活は厳しいです。
消費税が8%になった後、様々な食品が値上げとなり、小売業はそれを価格に反映できず、苦心しています。普通の家庭でも、様々な工夫をされていると思います。

私の家の近所でも、継ぎ手のいない店舗が「貸店舗」となり、数ヶ月後に飲食店が開店しても、1年経たずして閉店…というのをよく見かけます。
決して、母が貸した場所だけでのことではないと思うのです。

破産されては現状回復も難しいし、家賃も得られない。しかし数ヶ月も滞納されたあげく夜逃げされたわけではないし、弁護士がいて連絡を取ることもできるのだから、まだマシかもしれない。
私は、そう思っています。決して、宿業などとは思いません。

また、末日の数日前に、母からきたメールにも辟易していました。
「借り主が家賃滞納し始めて、なかなか商売がうまくいってないようだから、聖教新聞に出ていた体験談を渡して励ましてきた。何か感じ取ってくれればいいけれど。私もしっかり祈らないと。」

そして、その数日後に、この有様です。
聖教新聞なんか渡されて、逆に意気消沈して破産の道を選らんだんじゃないかしら…と、私は思ってしまいましたが。
もし、自分が借り主で、売り上げがいまひとつで、どうしようかと悩んでいるときに、自分があまりよく思っていない宗教の体験談を渡されても、それが励ましになるだろうか?と。逆に、大家は○○の信者なのか、って思われるんじゃないか、と。
母宛てのメールにも書きましたが、これについて返答はありませんでした。

私自身は、創価という組織に不信感を持っています。
ただ、母が活動を行うのは、母の自由だと思っています。(財務や選挙活動は大反対ですが)
しかしながら、創価という組織について、必死に活動している母なのに、何かトラブルがあればネガティブなことばかりで、宿業、宿業…。

母のことは嫌いではありません。ネガティブで困った人ではあるけれど、たった一人の母ですし、私を育ててくれた人であり、感謝をしています。

しかし、何かと組織を賞賛し、私にそれを訴えながら、いざとなれば弱音ばかりになり、眠れない、食べれない、どうしていいか分からない、胃が痛い、頭が痛い、動悸がする、と言う。
もし「宿業が出たんだわ。しっかり祈って、同時に弁護士を探して、最善を尽くすわ!」とでも私に言うのなら、そういう気持ちを持たせてくれるのならば、母にとって活動も悪くないかもしれない、と私も感じるかもしれませんが…。

出来ることを手助けしてあげたい、と思う自分と、
祈って解決するなら、とことん祈って解決してごらんよ、と思う自分。
私の中で相反する気持ちが渦巻いています。

そして、思います。
創価信仰がなければ、こうじゃなかった、と。
非情かもしれないけれど、母を一部軽蔑している自分がいます。




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Commented by しゅうえい at 2015-04-09 17:23 x
アズラさんこんにちは(^-^)

お母様、大変な思いをされましたね。

素人知識での発言ですみませんが
不動産の賃貸は、やはりプロにお任せしないと
後々トラブルがあった時大変と聞きます。
(借りた者の方が法的に守られてるそうですね
 一旦入居すると簡単に出ていってと言えないとか)

アベノミクス効果なんて庶民の生活には
なーんにも反映されておらず
消費税増税のしわ寄せしか感じられない
厳しい社会情勢ですから・・・
飲食店もかなり厳しいですよね。

実際、うちの近所でも新規オープンした飲食店が
何店舗かありましたが
一年と続くお店は殆どないです。
(立地条件が良いのに何故か閉店率が高い)

自分の身内のお恥ずかしい話ですが
創価一筋だった母は、母子家庭で私たち姉妹を育ててくれました。
亡くなった父が残してくれた少ないながらも大切なお金を
とある商法に引っ掛かり幾らか失いました。
・・・その商法の業者が創価学会員だったんです。
母はその数名の職員が同志だと知り、すっかり信用(溜息)
今なら私たち姉妹が「怪しいよ!」って阻止できるのですが。
当時幼児を抱え、何とかという思いで手を出したのでしょう。

何と言うか、母は世間知らずな所があります。
良い言い方をするとお人よし?
健康食品の怪しい商法に騙された事も(泣)
学会員ってお人よしな人が多い気がします。

アズラさんのお母様、人を疑う事を知らない純粋な方なんでしょうね。
そんな純粋なお母様だからこそ「宿業」に変換されちゃうと
娘さんとしてはやるせないですよね。
賃貸はビジネスとしてシビアに見ないといけない部分もあるでしょうが
信心即生活・・・全てにおいて創価フィルターを通してしまうので
事の真相が見えて来ず厄介です。
良い結果は信心のおかげ、悪い結果は罪業、もしくは転重軽受なんて。

お父様が築き上げた思い出一杯の大切なお店。
悪い連中につけ狙われないように
しっかりガードして差し上げないとですね。

それにしても。。。庶民の味方?ストッパー?どこが?
ってくらいに生活はきつくなる一方です(>_<)

今度の投票もよーく考えて行かなきゃ。
Commented by awake_2014 at 2015-04-11 00:11
しゅうえいさん、コメントありがとうございました。アズラです。

そうなんですよね。
最初のトラブルは、第三者が介入せず、父が勝手に進めてしまったので
ホントに大変なトラブルでした。
ピンポンが多かった時、家で寝られなくなり、我が家に母が泊まりに
きたほどでしたのでねぇ…。

そうなんです。法律的に結構借り主が守られてますね。
滞納でも簡単に追い出せないし。
貸し主も、それで生活してるので、払ってもらわないと困るんですけどね。

やはり、飲食業、小売店って、厳しいですよね。
うちの実家も、商店街で前はスーパー。人通りはとても多い場所ですが
なかなか大変なようです。

お母様、ご苦労があったでしょうね。
って、そこに食いついたのが学会員ですか!!!
確かに創価の中にいると、「創価学会員だから」って信用しますよね。
うちの母も、最初のトラブルで、学会つながりで弁護士を頼みましたが
非情に頼りなく…。結果トラブって告訴状にまで発展してしまい…。

確かに、あまり人を疑わない感じはあるかもしれないですね。
うちの母は、過去の一件で少々学んだのか、今回は絡んでいる
器具のリース業者の言うことを「あまり信じられないわ」と
言ってましたが。

うちの母は、純粋というか…やはり、父が亡くなるまでは細かいことを
全て父がやっていたので、ビジネス的な話には疎いんだと思います。
私は出産まで会社員だったので、取引は取引、という観点があるので
これはこうすべき!って言うんですけどね。

それは致し方ないとして、それを「宿業」って言われちゃうと、
こちらもガクーンときちゃうんですよね。

公明党さんも、庶民の味方を通すなら、もう一度野党に戻って
みたらどうかと思うんですけどねぇ。
あー、また、「投票行かれました?」って電話か訪問がありそう…
「入れましたよ~」でスルーしたい気持ちもあるんですが、
あれこれ言いたい気持ちもあったりして。
私も脱会してしまいたいです。



by awake_2014 | 2015-04-08 00:00 | 5.その後(2015年) | Comments(2)